子育て奮闘中の
プロ保育士の話
(花水さくら保育園)
M先生、A先生(左から)
このページは、真幸会の保育園で活躍する保育士の生の声を企画会社さんの協力を得て掲載しております。
今回は、日々子育てに奮闘する保育士が、タウンニュース社・Nさんの記事作成のための取材にお邪魔して2人の仕事に対する想いについて赤裸々(?)に聞いて参りました。
(令和元年12月インタビュー実施)
N
今日お伺いしたのは園の紹介はもちろんなんですが、真幸会の保育士としての働きやすさという点をお伺いしたくてお時間を頂きました。よろしくお願いします。早速ですが、M先生は新卒から真幸会に入られたのですか?
M先生
いえ、私はもともと横浜に住んでいまして、主人の転勤でこちらにきて・・。上の子が5歳なんですけど、その子が生まれてから求人を見て採用してもらいました。幼稚園と保育園の両方の経験があります。
A先生
私もこどもが二人いて、上の子が3歳になった時にまた仕事を始めようとしたのがきっかけで、こちらにお世話になり・・その上の子がもう7歳になりました。
M先生
私も二人(こどもが)いまして、はじめは無理のないように非常勤として働いていて今は契約職員としてフルに働かせてもらっています。
N
花水さくら保育園の良いところはどんなところですか?
M先生
私が自分のこどもを預ける立場としたら・・・。そうですね、優しくて話しやすい先生が多いかな。気さくに話しかけたり話しかけられたり。園の様子もよく伝えてくれるな、と感じます。
A先生
園舎含めて開放的ですねってよく言われます。園庭が芝生なので自由に裸足で遊びまわれるというのも良いですね。走り回ったり、寝っ転がったりとか。一階も二階も。
M先生
園庭の芝生は既に少しはげちゃってるんです笑。こども達も自然と遊びが上手になって、いろんな遊びの発展に繋がっているかなと思います。
A先生
地域の方とのコミュニケーションもよく出来ているのも魅力だなと思います。園舎廻りで地域の方や自転車のっているおじいさんがよく声を掛けてくださったり、手を振ってくださったり。そういうのもいいなーなんて。
N
A先生もご出産前も保育士だったのでしょうか?
A先生
そうですね。違う市町村で4年間保育士をやっていました。こどもが生まれたので一回現場から離れて今に至ります。
N
職場の魅力を教えて下さい。
A先生
子育て経験をされている先生方がたくさんいらっしゃるので、その点も魅力だなと思います。こどもの行事や急な熱とかの時も快く出してくれるというか・・。お休みして下さいと言ってくださるので・・・。クラスの先生方も行っておいで!なんて送り出して下さる。
M先生
必ず言って下さるよね、園長先生も。「ちっちゃい子がかわいそうだから早く早く!」なんてせかされて、さらにグズグズしていると「何やってるの!早く帰りなさい!」なんてむしろ怒られたり笑。
A先生
園によっては、こどもの急なトラブルで帰るなど周りにすごく気を遣うなんてよく聞くので本当に助かっています。
N
主にどのような年代の方が働いてらっしゃるんですか?
A先生
若い先生ももちろんたくさんいるんですが、私たちのようなまだ小さな子をもつ先生から、もう高校生、大学生なんていう先生もいらっしゃるので、本当に色々です。
N
どのようなところに仕事のやりがいを感じますか?
M先生
やりがいといったらもう・・こどもの成長を間近に見られることがやりがいです!複数の先生でこども達を見ていて、みんなで〇〇ちゃん、こんなことできるようになりましたね!なんてみんなで一緒に分かり合えて喜べるのが嬉しいですね。
N
風通しが良さが伝わります。世の中には色々な職種があると思うのですが、なぜ出産復帰後も保育士という仕事を選ばれたのですか。
M先生
う~ん。ニュース等で保育士が足りないと言われていて、折角資格も持っているし・・・という気持ちはありました。急に正職員で戻るよりはまずパートという形で、保育士の仕事を再度勉強をするつもりで復職しました。毎年のように保育士の仕事に関するルール(法令)が変わっているから、そういうところが不安で・・・。非常勤パートから始めて、今は契約職員として早番・遅番などの当番のない平日8時間、週5日出勤でやっています。土曜日にイベントがある時は旦那さんにお願いしたり、預けている保育園にお願いしたりして乗り切っています。
N
当番というのは毎週あるんですか?
A先生
正職員さんは、月に1回とか2回とか?土曜日勤務は2カ月に一回くらいでしょうか。
M先生
土曜日出勤した時は、必ず振替休暇をとれるので、その辺りは本当にしっかりした職場だなと思います。
Nさん
真幸会の保育園ならではの良いところ、働きやすさみたいなところはありますか?
A先生
あまり他の保育園を詳しく知っているわけではないので・・う~ん。やっぱり職員の雰囲気がいいのかなと思います。
M先生
そうそう!そこにつきるのかな。何かあった時に「大丈夫だよ?」という雰囲気があるのが。私たちってどうしてもプライベートがこども中心になるので・・・。こどものせいでお仕事を切り上げなくてはならない時も「早く行ってあげて」と言って下さる雰囲気。たすかる!(しみじみ)。
N
N キャリアアップ、スキルアップ等の取り組みなどはどうですか。
A先生
月に何回か研修に出してくれるところ。今抱えている仕事や担当年齢によっても頻度等異なるんですが。研修で学んだことを会議の時にそれを発表して職員全員で共有します。
M先生
年齢による発達の理解や、障害、リトミック、救急対応など勉強して「はっ!」と気づかされることもあります。
N
保護者との関わりはどうですか?
M先生
子育てを経験している最中なので、その視点からお母様達にお話しできることはありますかね。
A先生
小さな子を抱えるお母さまは「もっとしっかり食事作ってあげなきゃいけないかな~?」と悩まれている方も多くいらっしゃいます。ちょっと声を掛けさせてもらうと、「先生でも手を抜いているんだ!!」なんて安心して下さったり笑。たまにはこんな日もあっていいんだ!なんて。そういう安心させてあげる先生になってもいいのかな、なんて。
M先生
そうそう!保育士というと、家庭での育児も完璧と思われがちというか笑。みんなと一緒ですよね。オムツとれないなんて悩みを聞くと、『先生』なのに「ウチもウチも!」なんて盛り上がる笑。妊娠中の時なんて保育士と言いたくなかったです。言うと周りに色々聞かれちゃって笑。
N
仕事の楽しさを教えて下さい。
M先生
う~ん。今日のこと何ですが、4月当初野菜を全然食べなかった子がサラダを急にモリモリ食べ始めて。あれだけ皆で悩んでいたのなんだったんだろうね?なんて休憩中お話してました笑。ちょこっとずつ食べさせて慣れさせていって・・・。こどもと先生の信頼関係、積み上げていった関わりの成果なのかなとすごく思います。
N
こどもと信頼関係を築くポイントを教えて下さい。
M先生
とにかくしつこく声を掛ける。引っ込み思案な子など、お母さまにその子の好きなことを聞いて、好きなことを絡めて本当にこれでもか!というくらい声をかける。心を開いてくれた時の嬉しさったら笑。
一同
あははは!
M先生
あと、先生が悪かったときはちゃんと謝る。「〇〇ちゃん、ごめん!本当にゴメン!」なんて言うと、意味はうまく伝わらなくても何となく「いいよ!」みたいな目をしてくれる。
A先生
小さいと、うまく気分が乗れなくてイヤイヤするときもあるじゃないですか。それをできる範囲で許してあげる。「わかる、わかる。先生だって気分がのらない日もあるよ?じゃあ、今日はこの調子でいこうか」なんて受け入れていると、段々治まっていく笑。できるだけこどもに合わせてあげるとうまく行くことが多いかな。
N
では、(記事に載せるので)最後に来年1月1日時点での先生方のご年齢を教えて下さい。
一同
えー!
A先生
1月だと3?歳です。12月時点じゃダメですか?元旦生まれなんです。私・・・。
一同
あははは!
保育士の仕事、また当園の雰囲気が伝わりましたでしょうか。
願わくば保育士という仕事に興味を持っていただき、近い将来 真幸会の保育園で私共と一緒に子どもの成長を応援をしたい!と思っていただければ光栄です。